2009/11/30

3号の進化(2)

3号(♀1.7才)は既に
  • ペン類で紙に殴り書きする
  • はさみを使う
  • 椅子によじ登るための足踏み台を持ってくる
  • 椅子(WilkhahnのStitz)によじ登る
  • 音楽に合わせて鼻歌を歌う
  • そのリズムと音程が合っている
  • 靴を履くときは右足からと決まっている
  • 靴を履く
  • その左右が合っている
  • 玄関ドアを開けるための台を持ってくる
  • 玄関ドアを開ける
  • 綿棒で耳掃除をする
  • 爪切りで爪を切ろうとする
  • 体に石けんをつける
  • 風呂上がりにタオルで自分の体を拭く
  • 歯磨きをする
  • 箸を使う
  • ごっこ遊びをする(木の皿に積み木などを入れて「はいどうぞー」みたいな)
というのを試みている。
1号(♂9才)と2号(♀5才)というお手本がいるにしても1才にしては早いと思う(当社比)。
確かに1才前に歩行器を使っていた頃はスピード狂かつ進路を自在に操る敏腕ドライバーと化していたが、現在への伏線だったようだ。
他にも
  • スカートを着ると女装していると言われる
というのがあるが、親の独り言か聞き違いかもしれない。
とにかく末恐ろしい将来が楽しみ。

2009/11/27

ベンチマーク, DAC1

オーディオシステムご紹介でご紹介したBenchmark社のDACである。2004年末の購入でこれでも我が家の最新鋭機器である。

実は不見転(みずてん)で購入している。つまり音も聴かずにである。えっ、とさる方にも驚かれたのだが、その年はCDプレーヤのクロックアップも行っており、CDプレーヤ周りはまだまだ改善の余地があるぞ、と踏んでいたので、そのまま踏んでみた。駄目でもともと、DAC導入の経験もないし、結果がNGで売り払うことになろうとも、ある程度高くは売れる目算もあったし、試聴にかける交通費や時間を考えると、悪くてもトントンであると考えたのである。ともかく自分のシステムで経験してみたかったし、うまくいくだろうと(今思うと根拠も無しに)思っていた。。
で、サウンドハウス(オーディオの店ではなく、楽器&プロ音響機器販売の方)の通信販売で購入。

試聴一発目から、全域に渡るスピード感、それも全域揃ったスピード感で、低域の押し出しも良好、プロ機らしく解像度は高いが艶やかな色彩感は感じない。くっきり音像を描ききる、といった感じ。うちのシステムではきつい音は微塵もない。S/Nもいい。音場は広いようには思えないがもう外せない。今の私が好きな音の方向性を示してくれたように思う。
図に乗って、アメリカ製なのでいくら電源部がグローバル対応でも音決めは向こうの電圧でやっているだろうと思い、電圧を100Vから117Vに昇圧するトランスをノグチトランス販売から購入、確かに良くなった気がした。実は今は使っていない。新居に越して音もままならない中、もう少し安定してから117Vに再挑戦しようと考えていたからだ。という割にはもう5年目なんだが…そろそろいいかもしれない。
その家を新築中に、しばらくの間オーディオの先輩に無理を言って預かってもらい、引き取り時に先輩のシステムのDACと入れ換えて無理矢理組み込んでもらって聴いてみた。しかし、DAC1に期待していた音は聴けず、その時は先輩のDACを組み込んだ先輩オリジナルの音を凌ぐことも、いや、並ぶこともできなかった。よく鍛えられたシステムは元の機器より数段レベルが高い機種への交換でないとそう簡単には音質アップは望めません、ということですね(何故かここでですます調)。

いま、足にはBDRのコーンを両面テープで貼り付けている。DACなので振動を受ける方であるからコーンは逆向き、つまり、円錐の先がDAC1に来るようにする方が良さそうな気もするが、電源ケーブルにシナジスティックリサーチを使っていて、単芯で固いケーブルに引っ張られてひっくり返りそうになるんで今は円錐の先を下側にしている。
もっとも設置環境に簡単に影響されることも別のオーディオの先輩に実演してもらった。この場合置く場所の変更だけだったがそれだけでも変化した。ありがたいことです(何故かここもですます調)。

欲を言えば外部クロックの入力があればいいのだが、これは無理かも知れない。

CDプレーヤが壊れない限りまだまだ使い続けることになるだろうと思う。

2009/11/26

タイトルの画像を変更(3)

タイトルの画像を変更(2)で変更したタイトル画像は元に戻した(訂正(2009/11/26):違う画像に変えた)。ピンぼけなのがどうも落ち着かず、書くことはあるのに投稿意欲も減退したようなので。

2009/11/17

3号の進化

うちの3号(♀1才)は、最近四つんばいになってわんわんと言う。
試しにお手と手を出したら、ちゃんと前足(!)を置いた。

犬くらいまでには進化しているらしい(当社比で最速)。

2009/11/15

タイトルの画像を変更(2)

タイトルの画像を変更した。
昨年に引き続き家族旅行で訪れた今帰仁村今泊(なきじん・そん・いまどまり)の海岸で捕獲したヤドカリの顔面アップ。

過去のタイトル画像はこちら。
タイトルに画像を追加(2008/09/30)
タイトルの画像を変更(2009/05/18)

2009/11/14

「悲しみ」は教え

感情を大きく分けると
喜び、悲しみ、怒り、諦め、驚き、嫌悪、恐怖
または
喜、怒、哀、楽、愛 (いとしみ)、憎 (にくしみ)
になるという。例によってWikipediaから(Wikipediaを批判する人もいるが、では代替は?)。

人類が、いや、生物が生きていくために、生存競争で生き残るために、安全・危険を察知するために、肉体的な(あるいは精神的な)テリトリーを守るために感情が必要とされていると考えると理解しやすい。
「喜び」「楽しみ」「愛しみ」は生きるモチベーション、「嫌悪」「恐怖」「怒り」「憎しみ」はテリトリーから敵を排除するため、「諦め」は一事に執着することなく次へステップを進めるためと解釈してみた。
では、「悲しみ」「哀」は? 生きるためにはどちらかというと不要であり、敵も排除できない。
しばらく考えて、はたと気づいた。
これは「教え」である。「警告」かもしれない
人はいつかは死ぬ。だから、自分の命を長らえるよう深く心に刻んでおく必要がある。
(もっとも、乳幼児は悲しいかどうかは分からないが、泣くことで注目を集めることが生きる手段かもしれないが)

先日、オバーの教訓で書いたオバーのお通夜の帰りにそんなことを考えていた。

享年101。オバーは明治の人だ。母親によると出生時に1年遅れたので実際はもう1才上だろうとのことだった。老人ホームで過ごしていたが、職員の夜中の巡回時には既に息が無かったという。本人には睡眠と死は区別できないはずだから、本当に安らかに逝ったのだろう。
「四十九日も年内に終えられるよ、オバーはそこまで考えていたのかねー」「寂しいけど仕方ないさー」ともう老人の域に入っているオバーの子どもたちが語っていた。
6年前に家で転んで足を悪くしてしまい、それからしばらくして老人ホームへ行き、寝たきりであった。豚が飼えないのが寂しいと言っていたのは老人ホームに入る前のことだ。
告別式で幼い頃オバーの家でよく遊んだいとこ連中に20年ぶりに会えたのもオバーのおかげである。

老人ホームに入った後は自分の娘も認識できないくらいで、既に昔のオバーではなかった。
「教え」を発して、オバーはあのときのままこれから記憶の中に生き続けるのである。

画像はWikipedia Commonsから、オオゴマダラ。英語では"Paper Kite"、"Rice Paper Kite"と呼ぶらしい。優雅な飛び方が美しい。幼虫時代に毒性のある植物を主食とし毒を貯め込んでいるせいで外敵に襲われにくい。バラには刺、蝶には毒。

2009/11/09

ThinkPad X31 Fan Error → ファンやっぱり交換

以前のポスト
ThinkPad X31 Fan Error → ファン取り寄せ中
ThinkPad X31 Fan Error → ファン到着
で交換もせずにいったん復旧していたX31だが、起動時に"Fan Error"が出て落ちるようになったので、お取り寄せファンと交換した。手順は一度開腹手術したおかげでスムーズ。正味20分であった。起動時にはこんなにファンって回っていたものなのね、と思えるくらい今は絶好調。
ついでにトラックポイントも赤いゴムキャップを抜いて周辺を掃除した。結構埃がたまっているものである。

2003年購入で法定耐用年数の4年はとっくに過ぎたがもう少し現役で行けそうである。

2009/11/06

省エネナビ ボタン故障→復旧

省エネナビ ボタン故障→修理依頼で修理依頼した省エネナビが修理の上返却された。到着は2009/11/4である。
裏面パネル基盤故障で交換して復旧とのこと。10/16(金)に受付、10/19(金)~10/26(月)で基盤交換、その後エージングを実施し、11/2に修理完了で、総計2週間+。
これまでに保存されていたはずのデータは飛んだので(とのことだったが確認すると残っていた)、事前に取得していたデータが紙に印刷されてきていた。ちょっとした心配りがうれしい。
返却前に連絡があったそうで、対応した私の素敵な奥様曰く丁寧で好印象だったと。

同封された不具合調査報告書を見て気づいたのだが、シリアルナンバーが2008年No.001xxxを素直に解釈すると2008年製造分の1xxx番目である。2009年の購入なのであまり出荷されていないのか。
家のエネルギー消費を監視できる省エネナビのようなツールは今後必須だと思うのだがなぁ。

本日取り付け、測定再開。

2009/11/02

アバロン, Symbol

オーディオシステムご紹介で少々書いているように、我が家のスピーカはAvalon Acoustics社のSymbolである。このスピーカに変えてからもう6年半が過ぎた。音を追い込んだか、と言われると、いえいえ、まだまだ、と言うしかないが、反省の意味も込めてご紹介したい。

その前に以前のスピーカはMartinLogan製のAerius i(エリアス ・アイ)である。写真は8年前のものである。1号(♂9才)もまだ1才だった。この子は色々難しいところがあり今も試行錯誤。これだ!と分かったときには大人になっているだろう。そう言えば、山下洋輔のエッセイにこういうのがあった。ロンドンのタクシー運転手にこの目的地まで行けるか、と尋ねると「ベチャワンナ」と返され、ともかく乗っていろいろ考えたが訳が分からず1時間後に到着したときに初めて「アバウト・ワン・アワー」であると気づいたという。同じことになりそうだ。
閑話休題、Aerius iの音に不満があったのではなく、メンテに嫌気がさしたのだった。正確にはメンテにかかるコストに見切りをつけたのである。メンテというのはコンデンサー型スピーカの宿命で数年間使っていると静電パネルに埃が堆積して、音圧レベルが下がってくるのである。高域のレベルが劇落ち。自分でメンテしようにもちょっと分解方法がわからなかったので、輸入代理店にパネル交換の見積もりをとるとかなり高価。しかも本体ごと送付しなければならない。こういう大物は輸送料も馬鹿にならない。沖縄に戻って2年くらいで、給料も激減し家計も緊縮財政だったのもあって…、あきらめた(スピーカを交換する金はあったのね?)。こちら(マーチンローガン静電パネルの洗浄)のサイトでは静電パネルの洗浄方法をご紹介いただいているが、ベルクロで簡単に取り外せたのか、手放す前に知っていればなぁと、せめてパネルの取り寄せができればなぁと今も溜息…。完璧なスピーカではなかったが、軽やかにストレスなく音が出てくることが特に気に入っていた。スピーカの後ろに仮置きしていたスピーカケーブルのとぐろをほどいたところ、スピーカの後ろにいるというのに、ほぐす加減で音がどんどん変わっていくのに気づいた時はびっくりした。さすが後面解放!

ということで2003年にSymbolの格安提供を見つけたので購入した次第。細身の場所を取らないスタイルが気に入った。
高域はAerius i程ではないが細かい。許容範囲である。低音は伸び、量感がなくてどうしようかと思った。音楽にならない(ちょっと言い過ぎ)。低音の伸びはバスレフ型なので、かなり上の方でスパッと切れている。密閉型でだら下がりで延びているAerius iとの比較なので聴感上ではっきり分かった。
伸びはもう期待できないが、量感は何とかなるだろうと、セッティングをいろいろ試してみてもどうしようもない。ラインケーブルをカルダス製に変えスピード感を犠牲にしてバランス重視、これは当たりだった。その後、スパイクをBDRのコーンに変えたり(インチねじ!)、新築した家に引っ越ししたり、乗せる板を10cm厚の石灰岩にしたり、細々でもいろいろ試してみた。その頃のスピーカケーブルはシナジスティックリサーチ。電源ケーブル(ACマスターカプラー)で結果が良かったので、スピーカーケーブルもシナジにしてみたが、これは結果的には余り良くなかったようだ。単線系のスピード感が裏目に出てうるさい音になっていた。ツイータのサランネットを外せない。その頃はオーディオに興味を失なわないまでも、モチベーションの維持ができない悪循環に落ち込み、セッティングもかなり適当でコントロールできていなかったのも大きな要因ではあったのは確か。

しかしついに転機が訪れた。しかも立て続けに。
まず、シナジのスピーカケーブルがコネクタ部分で折れた、断線したのだ。金属疲労である。固いものはポキッと折れる。
では原点に返ってそこから再スタートだ、ということでアバロンの評価用デフォルトであるというMITに変えてみた。ヤフオクで見つけたAVT 3Sに交換。これがドンピシャ。バランスがいい。音楽が鳴り出した。今まで何をやっていたのかと。このスピーカはより線系のバランス重視が好ましいかもしれない。というよりもむしろシナジのケーブルは相性が悪かった。
でもまだ何か足りない。
続いて2回目の転機は「レイアウト変更は一石二鳥、棚からぼた餅」をご参照。スピーカ周りの環境は大事であると再発見(←何度やればいいのか)。
今のところ、低域の量感は不満がない。スピード感で補っている。何故か伸びも不満がない。音場は広大とは言えないが、それなり。ただツイータのサランネットを外すと細かい粒子となっていくのがよく分かる。これなら外してもいい。

突き板の剥がれと、左スピーカの1個のウーファのボトミング(接着剤の剥がれ?)が問題であること以外は今は安定期(それって結構な問題では?>自分)。

以下の記事もご参考。
アバロン Symbolのツィータ断線-1(イントロ)
アバロン Symbolのツィータ断線-2(断線確定)
アバロン Symbolのツィータ断線-3(修理完了)

随時他の機器もご紹介できればと思う。

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