2010/01/30

気がかりで眠れない

仕事上で気がかりなことがあって深夜1時に目が覚めたまま眠れない。いろいろな考えが頭の中を行ったり来たり。
 気がかりなこととは、古今東西相も変わらず人の問題である。
いくらコンピュータによるシステム化、ロボットによる機械化が発達したとは言っても、定量的に(数字で)判断がつかないことは人に委ねるしかないのである。未来永劫、悩みのタネとして残り続けるのだろう。
 ちょっと突飛だが、帰る家があり、家族がいるというだけで満足であるので仕事で悩めるのは贅沢な話かもしれない。
 とりあえず考えをまとめて会社の自分宛てへメイルする。来週疑問点を解決すべく直談判と行こう。

そのこととは別に明日というか今日は土曜日で休日だというのに問題解決のため出社しなければならない。眠くならないのだろうか>自分。


画像はWikimedia Commonsから、ノース・ウェスタン鉄道の蒸気機関車車両基地

2010/01/25

RFPの作成と評価(実績版メモ) その2

今年度も仕事でRFP(Request For Proposal:提案要請)を実施する機会があったのでメモ。

前回のRFPの作成と評価(実績版メモ)もご参考に。

0. はじめに

RFP対象となったのは、ある構築物に関するRFPである。汎用品はなく、モデルタイプをカスタマイズするような物である。
コスト削減がまず第一の命題であり、懇意にしている業者だけではなく、広くあまねく競争してもらう必要があった。

前回と同様、こちらから要求仕様を出して、それに対する回答と見積書を提示してもらい、それぞれを採点する方法で行った。
今回は「さらにより良い条件を引き出す」ことを念頭にプログラムを組んだ。
具体的には、提案書と見積書の中身の評価を一発勝負ではなく、提案書を受領後、1次評価を行い、提案者により
  • 仕様書の修正
  • 見積書の減額
を行う調整期間を設けた。これにより提案書は良いが見積額が高い提案者への価格交渉、提案書に不足はあるが見積額が安い提案者への再提案の機会を創出し、より目的に合致する方向に提案を持っていくことができる。
調整後に2次評価を行い、その結果をもって発注先を決定することとした。

1. 準備

RFPは時間がかかるのが普通で、予め提案依頼予定の業者にRFPを実施する旨伝えておいて、心の準備をお願いするのも必要である。ただし、公正を期するために情報が事前に漏れないよう、社内で箝口令を敷くことは必要である。

RFPを依頼するにあたって作成した文書は次の通り。
種別
内容
RFP実施通知書
目的、結果の扱い、提出物、日程、窓口、連絡手段等を記載
RFPフロー
日程をフロー図にした
機密保持同意書
提案までに、または、提案と同時に提出してもらう
要求仕様書
提案して欲しいこと

また、提案書提出までの期間の質問はメールでのみ受け付け、質問内容と回答をExcelでまとめ、その都度、質問者を隠蔽し全提案者へBccで公開した。
これら書類の中で要求仕様書の中身がRFPのポイントなのだが、具体的には書けないので大まかに言うと、
  • 概要
  • 機能
  • 性能
  • 提出物
  • 納期
  • 保証
に分けた。これらは、各社の仕様書やカタログと自社の過去実績から作り上げた。
可能な限り関連しそうな法令も調べ上げておく。

また、要求仕様書は満足することが必須の項目と、提案があればよいが代替案があればそれで満足というものもある。場合によっては重み付けをすることも必要である。今回は重み付けを行わずに一律に点数を配分したが、ここで大事なのは、「外せない仕様」が何なのかをはっきりさせ、その項目への提案が不満足であるなら、提案書が「評価に値しない」ということを明確にしたことである。
計画額は明示しない。

2. 具体例

以下、具体例を示すが、数字はすべて変えてある。

今回の要求仕様書は、107項目でそれぞれに○(5点)△(3点)×(0点)で配点し、満点を535点、最低点を0点とした。

見積書は、計画額を0点とし0円を満点とした、例えば、計画額が2000万円なら、2000万円の見積書で0点、0円で満点の535点、逆に計画額オーバーの4000万円で-535点となる(6000万円だと-535*2=-1070点と比例する)。
いくら仕様が良くても予算オーバには厳しいコスト重視の評価である。

期待値は、仕様書満点(535点)と計画額同額(0点)とした535+0=535点である。

具体的には以下のように4社から提案を受けた1次評価の結果を例示する。

1次評価の結果
提案者
提案書
見積書
合計
順位
A社
503点
-447
56点
3位
B社
508点
-208
300点
2位
C社
434点
-398
36点
4位
D社
356点
197点
553点
1位

RFP提示から2週間、提案書受領から2週間の評価期間を経て、各提案者への調整期間としてさらに2週間を調整期間を経た2次評価の結果は次の通り。
この提案の2週間、調整期間の2週間というのは提案者にとって、あまり猶予の無い期間であるが、さりとて短すぎるという訳でもないことを忘れずに。
ここでC社はある重要な項目「外せない仕様」が対応できない旨の申し出が有ったため、2次評価の対象から除外した。

2次評価の結果
提案者
提案書
見積書
合計
順位
備考
A社
503点
-405
98点
3位
見積額減額だが計画額オーバー
B社
508点
-98
410点
2位
見積額減額だが計画額オーバー
C社
434点
-398
36
4位
計画額オーバー。「外せない仕様」不満足のため評価対象外
D社
486点
110点
596点
1位
提案内容変更とそれに伴う見積額アップ。唯一の計画額以下

A社は見積額減額の要請を行ったが、結果は若干減額であった。
B社も同様に減額の要請を行ったが、結果はある程度の減額を得られた。
D社は提案書の内容はそこそこだったが必要十分であり、その上見積額が最安であり、かつ、計画額を下回った唯一の提案者でもあり、コストパフォーマンスがよいと判断し、採用が確定した。
D社のみが計画額を下回っているが、計画額自体が意欲的な設定であり、D社は戦略的な価格設定を行い、今回の案件での儲けはないと思われる。よって、どこかで挽回(赤字の回収)してくるものと思われる。通常だと提案内容もさらに優秀なB社が妥当である。

落選したA社~C社に対しては、個別にメールで採用結果を通知した。また、希望があれば、電話または面接による落選理由の説明を行った(もちろん3社とも希望した)。これは今後の提案へのモチベーションを上げてもらうための必要な措置であり、また、提案書作成および2次評価に向けた各社の担当者の社内調整の苦労に報いるためでもある。彼らは負けた理由を社内で必ず問われるはずなので。なお、メールでの落選理由の説明は、後で担当者以外へ転送されたときに政治的圧力などによりトラブルの元になりかねないので行わなかった。
社内では不正を疑われないためにも、1次評価、2次評価の内容と決定に至る過程は担当者と意思決定者以外の第3者にも求めに応じて公開できるようにしておく。

以上により、評価第1位のD社へ発注が確定し、日ごろ懇意にしている業者は落選した。
当初の目的であるコスト削減も果たせそうだ(完成まではわからいので楽観的希望)。
さらにD社と細々とした詳細の詰めを行い、最終的な金額を確定し、発注に至った。

3.さいごに

RFPの成功の可否は、いかに提案者に乗ってもらうかであって、あまり厳しい要求だと早々に降りてしまうし、甘い要求だと足元を見られてしまう。
また、どこかと癒着しているのではないか、当て馬ではないかと思われないためにも、公正を期することが必要である。
RFPという競争において、より良い提案を得るためには提案者の気持ちになる必要がある。

提案2週間、評価2週間、調整2週間という期間は妥当だったと考える。そのまえにRFP(要求仕様書)作成には他の作業も並行しているので実質1ヶ月程度、細々とした外部との調整等を入れると2ヶ月程度かかった。また、採用者決定後の詳細の詰めに1ヶ月、RFP開始から発注までの社内処理は合わせて0.5ヶ月かかったので、取りかかりから発注までに5ヶ月はかかったことになる。専念すれば3ヵ月にまで短縮出来そうではあった。


画像はWikipedia Commonsからパラナル天文台の360度パノラマビュー

2010/01/22

ライフハック - 多面的な見方は重要、どの見方を採用するかはもっと重要

ライフハックシリーズ第12弾。
多面的な見方を持つのは重要
どの見方を採用するかはもっと重要
より好ましい結果を得るために、いろんな角度、視点から物事を眺めることが必要である。
そうしていろんな見方ができるようになると、第三者的、傍観的、評論家的な態度が表に出る。
その態度では責任をもって物事を決められないし実行できない。
そこを乗り越えていろんな見方の中から適切な見方を自分の中と相談しながら選択して実行に移すことが大事になる。
そしてそれは個性と呼ばれる。

いろいろ考えて行動したつもりでも2時間後に振り返れば反省ばかりの日々である。特に人間関係は難しい。

画像はWikimedia Commonsからパリのギメ東洋美術館のパノラマ写真

2010/01/21

言葉の獲得

幾多のブログを閲覧などしていると、1記事に一気呵成に何千文字も書き上げている人がいる(例えば極東ブログ)。
私の場合、 何かを見て聞いて感じた場合、直感と感覚があって、物の名前や動詞が浮かんで探して、次に文章を組み立てる。最後の組み立てでよく間違いを起こす。 俗に言う「てにをは」の間違い。または、そこに至らずに単語だけの会話になったりする。論理的に明快な構造に持っていくのに苦労する。物語るのは得意ではないというか苦手。
一気呵成のブログの人は頭に思い浮かんだ時点で既に構造的な文章が出来上がっており、それをタイピングしているだけではないか。
言葉は幼児期に獲得する人がほとんだだと思うが、その時の訓練と実践(主語述語がはっきりしているとか)が影響あるかもしれない。

沖縄の人は話下手が多い。別の言い方をすると、話好きな人は多いが論理明快さの点で不得手な人が多い(標準語の例で、沖縄方言だとこれはまた別)。もちろんうまい人はうまいが私の一般的な印象である。

と、以上の文章も一気呵成にとはいかなかった。

2010/01/20

健康って何だか分からない。

胃腸炎(推測)で1杯の水も飲めず嘔吐しまくりが先週の成人の日、翌日には胃がかなり小さくなったのと引き換えに治ったと思ったら原因不明の36.7°とか微熱が続き、仕事はこなせるが家に帰ると元気はなくプライベート面での作業は遅延発生、寝付きも悪く毎回気がかりな現実のような夢を見つつ2時間に1回は目を覚ます。当面肉体酷使はできなさそうで、日曜の昔の仲間との恒例の新春野球も自主的に辞退、明けて月曜には親会社幹部との初顔合わせ&懇親会、その翌日の一昨日が人間ドックのため飲食時間制限付き、酒も絶ってシラフのまま初対面の人達とコミュニケーションを図り、そして迎えた昨日の人間ドックは無難に進み検査最後の問診時には問題なしとのこと。そういえば昔社内にドック(dock)でなくドッグ(dog)って書いていた人がいたな。ドイツ語だと逆に"dog"はドックの発音で間違じゃないらしい。どの呼び方でも人間犬になる。
ともかく、軽い病気もできるくらいの健康ってことか。健康って何だか分からない。

ところで、こちらの記事から1年半、毎回歯ミガキの度に口内をイソジンですすいでいたのだが、つい買いそびれてイソジンのうがいを止め、水でのうがいに切り替えてから2,3ヶ月。風邪を引きやすくなったようだ。イソジン前は常に喉からやられていたので個人的には結果がついてきていると思う。
ただし、イソジンのうがいの効果に対する疑問は、京都大学保健管理センターの報告にあるが、個人差があるのではないか。塩でのうがいはやってみるべき価値があるかもしれない。イソジンに関してはこの辺にも。

画像はWikimedia Commonsからチリにあるパラナル天文台から撮った天の川の眺め(ESO/S. Brunier/S.Guisard)。まさにミルキーウェイ。病気になると自省しがちである。そんな時は宇宙に思いを馳せてみよう。

2010/01/04

仕事始めと体感温度

今日から仕事始め。
仕事の技術的課題の解決方法が気になって朝4時に目が覚めた。 下手な考え休むに似たりで「閃き!」もない代わりに落とし所はありそうなのであとは出社して考えることにする。

今の外気温14℃ということは室内温度は17〜18℃で、ここ沖縄でも寒く感じる(暖房なし)。「熱い」「寒い」は相対的なもので人によっても、同じ人でも状況によりだいぶ違う。以前に書きかけのネタを引っ張り出してみる。
体感温度の定義は実は曖昧で、人の寒暖の関知に影響を与えるのは次ではないかと考えた。Wikipedeiaで見ても体感温度の公式は簡単すぎるように思う。
  1. 気温
  2. 湿度(相対湿度)
  3. 風速
  4. 直射日光(輻射熱)
  5. 気化熱(水分の蒸発)
  6. 体温
  7. 悪寒(発熱)
  8. 着衣
  9. 経験(慣れ)
  10. 寒いギャグまたは心温まるいい話(?)
10番は置いといて、平均から標準を作ってみる、ということは地域により標準が異なることになる。沖縄地域に当てはめてみようと気象庁のサイトから那覇市の平均を探ってみる。
沖縄県那覇市、平年値(年・月ごとの値)
  • 平均気温 22℃
  • 平均湿度 75%
  • 平均風速 5.3m
  • 平均全天日射量 13.9MJ/m^2
とここまで書いて、ググったら、既にそういうことを書いている方がいた。
体感温度
体感温度がこれまで顧みられることがあまりないのは多分重要では無いのかもしれないとちょっと考えて、この件は一旦中断。

画像は猫(♀3才)と第3号(♀1才)のコラボレーション。
昨年は私と私の素敵な奥様の双方の祖母が亡くなった関係で正月は欠礼したが、毎年年賀状には受け取りの方の迷惑顧みず1年のまとめとしての家族の写真複数をアレンジしてお出ししていたので載せてみた。

仕事始めとはいえ、牧歌的な時代はとうに過ぎ去り、おめでたい気分で浮かれているわけでもなく、PCに向かったり誰かと意見を交換したりいつもの1日と変わらず仕事しているようなそんな1日になりそうだ(そういう割に夜は飲み会だったり)。

2010/01/01

MacBook(Core Duo)、Tiger(10.4.11)からSnow Leopard(10.6.2)へ

CPUが"Core Duo"、おっと、"Core 2 Duo"ではない初代MacBook(MacBook1,1)のOSをTiger(10.4.11)からSnow Leopard(10.6.2)へバージョンアップした。Core Duoだと64bit対応でないため、ちょっとだけ躊躇したが、安いのと、これが最後に適用できるメジャーバージョンアップとなる気がしたのでポチっとしてみた。
後押しされた他の理由は
であった。
Google日本語入力は職場のPCをATOKから宗旨替えしたので合わせたかったのと、MacBookにはMicrosoft Office v. X for MacがPowerPC版でインストールしているのも理由の一つであった。
クリーンインストールしている時間もないし、クリーンインストール自体のバックアップ失敗!というリスクを背負う余裕もないので上書きインストールで行った。
しばらく使ってみて想定以上に良かったのは
  • Time Machineによるバックアップ
  • Spacesによる仮想デスクトップ環境
  • 細かいところに気が利いている
というところか。
フリーのiBackupではNASと関係からかバックアップの安定性がいまいちでクリーンインストールに踏み切れなかった。Coonexさんのこちらの記事を参考にしてNASであるBUFFALOのLinkStationにバックアップできた。
仮想デスクトップ環境自体は10年前からUNIX系では実現されているのでやっとという感じもある。
全体的にかゆいところに手が届いているし、意匠もより洗練されているように感じる。動作も早くなっている気がする。
64bit対応でなくてもバージョンアップした甲斐はあったと思う。

さて、明けて新年。まずは家族の心と体の健康が第一だが、仕事は早々春先まで忙しいのが確定している。まずはワインバーグ先生の言葉から
組織作りとは命令することでも命令を受けることでもない。仕事を片付けることである。
(p.202 第一八章 有効な組織作りへの障害は?)
を意識してみようと思う。元来年の始めの計画など立てないのだが、直近の問題を片付けないといけないので仕方がない。

では、皆さんにとっても良い年でありますように。

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