2011/01/31

吹き抜け窓の開閉装置交換

吹き抜けにある窓の開閉用のチェーンが固着してしまい、開閉不可となってしまった。夏にはここは開けっ放しで重宝していたし、台風がくると困るので、早速家を建ててもらった建築会社へ連絡し、調査、一旦窓を閉めて、番線で固定してもらい、見積もりを頂く。これが、昨年7月ころの話。上の写真。

あとは工事日程調整というところから延びに延びて半年後、先日、工事をしてもらった。
工事は専門の業者がいるようで、一人で脚立2台での高所作業。普通のサッシ屋では設置できないと、現場監督が言っていた。2枚目の写真。
稼働する歯車部分がステンレスということでサビには強くなっているそうだ。基本的に外気に触れる部分があるので、古い装置では不適であると。家を建てる時に安い方を選択したのが仇となった。

ボールチェーンのときは最大に開くのに100回程度チェーンを引かなければならなかったが、ハンドルに変わって15回程度に激減、開閉にかかる手間は気分的には1/10くらいになった。OILES(オイレスECO社)のウィンドーオペレーター:換気・排煙窓開閉装置というらしい。きれいにパイプを折り曲げている。3枚目の写真。

2011/01/24

LHH900R修理中

前に書いた、不調のLHH900Rだが、その後、自力で色々試すもどうもだめで(レーザが出ていないっぽい)、年明けに日本マランツへ修理に出した。法的にはとっくに部品保管の期間を過ぎているのだが、受け付けてくれたことに感謝する。ただ、ピックアップ交換となると修理不能とのこと。ということで、修理不能の場合はご連絡ください、と一筆書いた。まだ、連絡がないので受付即修理不可とは判断されなかった模様。待ちの状態。

ところでその間の代替機はネットで買った3千円もしないポータブルDVDプレーヤである。音飛びはひどいし(CDの偏心に弱そう)、カタカタ音はなるしで、安物コレきわまりという感じだが、案外音はいい(…ちょっと複雑)。回路がコンパクトで電磁ノイズに強い、サーボをあまりかけていない、電源別(ACアダプタ)、筐体がコンパクトな分剛性が高い、くらいが理由か。本体にディスプレイがなく、TVもないので、選曲には不便ではある。

とはいえLHH900Rにはまだまだ頑張ってもらいたいのである。

2011/01/20

ポジティブシンキング

 積極的楽観的に考えることをポジティブシンキングというらしいが、
(おっと、食べると太るな…、それに後ろ向きだし、前向きに、前向きに…、そうだ!)
ようし、もっと食べて、美味しい肉になるぞー
というのは成立するんだろうか。

経験ありませんから

経験ありませんから、と遠慮を装って責任を回避する輩には
俺も死んだこと無いし
と言い返せるような気がした。

2011/01/08

睡眠の必要性または覚醒の必要性(ゲーム理論から)

睡眠がなぜ必要なのか、と考えたことはおありだろうか?
睡眠がなぜ必要なのか、という問いかけ自体が間違っているのではないか、というお話。

ここでいう睡眠とはWikipediaによると
幅広い脊椎動物にみられる、自発的に生じる静的状態である。

睡眠中は刺激に対する反応がほとんどなくなり、移動や外界の注視などの様々な活動も低下する。
とのことである。Wikipediaをもう少し見ると
短期的には睡眠は栄養の摂取よりも重要である。ラットを用いた実験では、完全に睡眠を遮断した場合、約10 - 20日で死亡するが、これは食物を与えなかった場合よりも短い。
である。睡眠を取らないと死ぬほどである。Wikipediaにもいろいろ理由が書いてあるが、
心身の休息、記憶の再構成、成長ホルモンの分泌、免疫力の向上やストレスの除去、脳細胞の傷害を修復
というだけでは、「完全に解明されていない部分も多い」もうなづける。なぜここで私はうなづくのか?

自然界が弱肉強食の適者生存であるならば、生きとし生きるものに等しく与えられた1日24時間を最大限有効に活用するには24時間起きて戦うことになる。「様々な活動も低下する」睡眠なんかしている場合ではない。その間に餌や交尾相手は逃げてしまい、自分が餌になるかもしれない。
しかし、先のポストに書いたゲーム理論風に言えば、脊椎動物は24時間戦う戦略よりもリスクを冒してでも睡眠を取る戦略を選択し、今のところ勝利し続けているのである。戦略として、24時間戦うことが有利である、はずなのに。しかし、現実はそうではない。なぜか?

視点を変えて、先のゲーム理論の本から引用するとこう言える。
「物理学も生命体も、つまるところ安定や均衡を求めている」(p.373)
安定や均衡とはエネルギーが最小となる地点のことで、生体のエネルギー消費量が最小となるのは、ずばり「睡眠」のときである(と仮定した)。エネルギー最小を維持したいのに、わざわざ覚醒してエネルギー消費量を増大させるのにはそれだけの理由があるはずである。
それは、
脊椎動物にとって睡眠がエネルギー最小の安定状態であるならば、覚醒しているのは(覚醒するだけの理由があってそれは)生命体の維持に必要な活動(エネルギー補給や不要分の排出、遺伝子の存続)をするためである
と言える。脊椎動物のデフォルトは睡眠状態であり、わざわざ起きるのは生きるために必要な何か(食事、排泄、交尾など)をするためである。言い方を変えれば
脊椎動物にとって睡眠が定常状態であり、生体を維持し遺伝子を残すために「覚醒する必要性」がある
とも言える。睡眠時でも代謝は行われるからその分をどこかで補給してあげなければならず、そのうえ遺伝子も残さなければならないから起きるのである。
24時間戦うのが最適な戦略ではなく、覚醒中にどれだけのことができるかが戦略なのである。
先に引用したWikipeiaの例が代表するように「(起きていることが定常で)睡眠が必要な理由は?」という問いかけは、そもそも前提が間違っているのである。
Wikipediaの理由(心身の休息とか)も、睡眠時に何もしないのはやっぱり無駄だから、覚醒しない程度に何かできるものをやっている、と考えることもできる。

であれば、机上理論学会の「睡眠暁を覚えず」に展開されている
一般には目が覚めている状態から疲れが溜まって来たりすると眠くなり、休息するために睡眠を取ると考えられている。しかし逆に考える事も出来るのではない だろうか。眠っている状態が通常で、なんらかの阻害要素によって覚醒し、その阻害要因を排除できたら再び眠りに戻ってくる。
眠っていても生物としての活動は休むことなく行われるため、眠り続ける事には限界がある。覚醒中の活動はすべて眠りのためのであると言うことだ。寝ていても腹は減るし喉も渇くし、トイレにも行きたくなってしまうかも知れない。食餌や排泄等の個体としての生体維持の他にも生殖活動ですら種としての睡眠を続けるための非睡眠時間中の活動と言えるわけだ。
という理論も、あながち間違っているとはいえないのではないだろうか。

というか、机上理論学会の記事とゲーム理論とを結びつけ、ウチの寝てばかり居る猫の活動の観察結果を加味してみました、というのが本ポストの趣旨です(ここだけ、ですます調)。

この理論展開は、
生きるために何か必要なことをやっていなければそれは無駄であり、それなら寝たほうがいい
という教訓にも変化できるのである。

2011/01/07

「もっとも美しい数学 ゲーム理論」(文庫版) トム ジーグフリード 著, 冨永星(訳)

読んで、ゲーム理論とは、戦略と安定(ナッシュ均衡)の理論、と解釈した。
「物理学も生命体も、つまるところ安定や均衡を求めている」(p.373)ので、そのために必要な合理的な戦略をゲーム理論が提示することによって、現実世界がその合理性からいかに乖離しているかを示す標準器の役目を果たしているように思えた。

ゲーム理論が勢力を拡大している学問は目次からさらっていくと、経済学(言わずもがな)、生物学(種自体が戦略)、脳神経学(マクロはミクロへ)、人類学(文化も混合戦略)、社会物理学(平均的人間)、ネットワーク理論(進化と成長)、量子力学(新たなゲーム理論)、統計力学(戦略とは確率)と多様である。

ちょっと引用しよう。
ゲーム理論が、科学において非常に大きな力を持ちうるとすれば、それは、この理論の知的広がりが大変大きく、一見矛盾するかに見える様々なものを抱え込むことができるからである。だからこそ、この多様な世界、行動にしろ性格にしろじつに多彩な人々が入り交じり、文化レベルも種々雑多で、無数の種が混じり合ってできあがっているこの世界を説明するための構造を、提供することができるのだ。ゲーム理論の中では、利己心と共感、競争と協調、戦争と平和が並び立つ。ゲーム理論を使えば、遺伝子と環境が互いに働きかけるさまや、遺伝と文化が互いに働きかけるさまを説明することができる。ゲーム理論は進化による変化と安定性の対立を調整し、仲立ちすることで、単純さと複雑さとを結びつける。個人の選択と集団としての人間の社会行動とを結びつけ、精神の科学と精神を持たない物質の間に架け橋を造る。(p.376)
ちょっと大げさな気もするが、著者はこのようなゲーム理論の統合性に「美し」さを見出したのではないか。

ちょくちょくサイトを訪れるfinalventさんが解説を書いているのを見つけ驚いた(少し上から目線で固いかな)。

つられてジョン・ナッシュの生涯を描いた「ビューティフル・マインド」も手に入れ、悪ノリでこういう記事(睡眠の必要性または覚醒の必要性(ゲーム理論から))も書いてみた。

2011/01/06

iPad(Wifi/16G)、ASUS EeeBox PC EB1007を導入、ただし実家用

ご存知AppleのiPad(Wifi/16G)と、ASUSのEeeBox PC EB1007を導入した。ただし実家用。

iPadは常々優れたUIで老若男女、ITリテラシーの有無に関わらずイケルと踏んでいたので、ここでポストしたThinkPad A30(母親用だった)と引き換えということで母親へのお年玉。A30は1号(♂10才)のロボット制御用プログラミングの母艦となる、と思う(?)。
ベスト電器で買ったのだが、Wifi専用モデルもソフトバンクモバイル経由で販売しているとは思わなかった(思い込み)。
初接続にiTunesが必要と知らなかったのでちょっと苦労した(iPadの母艦となるEB1007の無線LAN接続に苦労したため)。
その後のiPadの無線LAN接続も苦労した。バッファローの無線ルータを使っていたため、AOSSがiPadでは対応せずに(最近のはできるらしい)、暗号化キーを64桁入力するという力技で凌いだ(1発で成功!)。
優れたUIの証拠は3号(♀2才)がその日ほとんど占領したことで証明されている(1枚目)。
iPadでなくてもいいのでタブレット型をウチでも導入したくなるな(私の素敵な奥様が携帯をauのIS03に変えたのも影響)。

EB1007は父親が使っている弟のお古Compaq製のPCが10年ものでさすがに最近のAJAXやFLASH系の処理が遅く、実用に耐えられなかったため、私の堪忍袋の緒が切れて導入となった。これは父親へのお年玉。
ノートPCを単体化したと考えて良いPCだが、今時枯れたXPだわ、USBが6スロットもあったり、eSATAインターフェースはついてるは(使わないけど)、有線LANはギガだし、無線LAN(.11b/g/n)もついてる上に無線キーボード(イマイチ)に無線マウス(動かなかった)で盛りだくさん。しかし、CPUはそれなりなので動作もそれなり(期待していない)。リカバリメディアは別途調達しないといけない(すればいいだけ)。そして、なにより安かった(3万円未満)。
設置はディスプレイの背面(VESA規格)に設置できて、デスクトップならぬディスプレイバックPCの出来上がり(2枚目←お正月に扇風機が)。

ITを通じて3世代交流の目論見中(孫の画像をネット経由で共有とか。構想だけで実作業が面倒なんで後回しなんだが)。

2011/01/01

HAPPY NEW YEAR 2011

今回の沖縄の年末年始は最低気温が10℃をきったうえに最高気温もあがらず、北風もとても強く、体感温度はとても低く、とてもとても寒い。
暖房がエアコンのみでまともなものもなく、夏を旨とした吹き抜けの家は寒い。

Life Reportと題した年賀状は12/30に投函という、ウチナータイムもこれ極まりのグダグダ感で新年を迎える。
実家で年越を確認したので、明けて寝正月、起きたら相当に明るい。
とはいえ、2011年ということで、
  • ’11年11月11日11時11分11秒
がありますよ(1が12個(111111111111)で2進法なら2^13-1は10進法で8191)。
今年はたまったTo Do Listを一つ一つクリアしていこう。

画像は、ベランダから望む朝の東の空。といっても正月らしい雰囲気のものを引っ張りだしてきたもので実は11月産。

偶然にもこのblogを見に来てくれたあなたにとって良い一年でありますように。

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