2013/06/24

慰霊の日、鍵を落とす

ここ2年ほど、子どもの活動の関係で図らずも、6月23日の慰霊の日白梅の塔の式典に参加している。
3週間前には清掃活動にも参加した。

外間先生の戦記のポストでも書いたが、軍隊は軍隊と戦うのであって、民間人が戦場にいるべきでないし、民間人がいるところを戦場にすべきでない。

68年経ったいまでも酷い経験と理不尽な死に方は癒しても癒されるものではないと感じる。

ところで、慰霊祭からの帰り、16時半ごろ、家の前で家と車の鍵を紛失していることに気がついた。
とりあえず、私の素敵な奥様の車の鍵を借りて、現地に引き返し、現場捜索するも見つからず、式典設営会社に問い合わせるも見つからず、途中の移動に使ったモノレール会社に電話するも見つからず、白梅同窓会がチャーターしたバス会社へは営業時間終了とのことで連絡が付かず、万事休す。翌朝、再度バス会社へ連絡すると、ちゃんと保管されていて、仕事を終えた夕方に菓子折りを持参して取りに行く羽目になった。
バス運転手さんが、降り際に「忘れ物がないように」と注意してくださり、自分以外の席をチェックしてバスを降りたのだった。自分を疑わない馬鹿一人ここにあり。
 「慰霊の日  魂(マブイ)落とさず  鍵落とす  馬鹿をも救う  夕陽かな」
沖縄は夕陽とそれに照らされる島々の隅々が美しいといつも思う。

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