2014/10/19

東村慶佐次で2泊3日

子どもたちの秋休みに合わせて2泊3日の家族旅行に行ってきた。

宿泊先は、東村の慶佐次にある貸別荘で、WEBで旅行の情報収集をしているうちにこれは! と感じるところがあって半年前には予約を取っておいた。結論から言うと取っておいて正解だった。
ちなみに、東村慶佐次は (ひがし そん げさし) と呼ぶ。

1枚目の画像は、鍵の受け渡し場所の農場。
緑色の運搬車がヤンマーの4WDである。
2枚目は、農場の隣にあるお馬さんのためのスペースにいた人懐っこく過ぎて番犬にならない番犬とその様子を眺める雄馬。
お馬さんは大きくて毛並みも輝いていてきれいですね。
2号(♀10才) と3号(♀6才) の要望で三日目にも会いに行ったこのワンコちゃんは、サヨナラを言うととても寂しそうな顔をしていたのが印象的であった。かなりの寂しがりやさん。番犬は向いていないのでワンコちゃんの仕事が癒し系に変わるといいのだけれど。
3枚目は、慶佐次にあるウッパマビーチ。
ウッパマとは大浜という意味の方言で、ウッパマビーチと呼ばれるところは沖縄県内にもいくつかあるようだ。
ここのリーフ (サンゴ礁) はかなり沖にあるので、風が強いと波が高くなる。
日も傾きかけて水も冷たいので長居はできなかった。
4枚目は、初日の1号(♂14才) の収穫はイモガイの貝殻。
8cm級なのでかなり大きい。本人は満足気。
こういうのがちょっと潜れば落ちているので、ほとんど人の手が入っていないが、漁業権が設定されているのでそれなりに管理はされている。
(iPhone6で撮影)

初日は、このあと夜にBBQをしながら星空を眺める。天の川が微かに見えた。昔、中学生の頃に訪れた久米島で見た圧倒的な天の川を家族に見せてやりたい、自分ももう一度見たい、と常々思っているのだが中々難しい。
5枚目は、2日目の朝日を浴びる貸し別荘。
滞在は1F部分で、2Fはオーナー親族が居住している。
去年はコテージ、今年は貸別荘と、BBQで晩ご飯、朝ご飯も適当になんとかなるとなると、部屋は広いし (150 m^2) 庭はあるし、家族連れではもうホテルには泊まれんなぁ、という印象を強く持つ。
6枚目、2日目は東村がテーマ、ということで、マングローブ林。慶佐次はマングローブで有名である。
遊歩道を軽く散策して、東村の博物館がある福地ダムに向かう。
(iPhone6で撮影)
7枚目は、沖縄県最大の福地ダム。
石を積み上げていて、これはなかなか美しい。
ところで、福地ダムを (ふくちだむ) と呼ぶものと思っていたら (ふくじだむ) が正しいようだ。
元々 (ふくじだむ) だったのに、いつの間にか (ふくちだむ) とよばれるようになり、ある方の復帰前の米軍の写真を添えた指摘をきっかけに (ふくじだむ) に統一された、ということが、後に訪れた「東村立 山と水の博物館」で知ることが出来た。

8枚目の画像は、「東村立 山と水の博物館」の向かいで飼われていたリュウキュウイノシシの「こんすけ」。
近寄ると向こうも寄って来るので人慣れしているように見えたが、食べ物と間違えるのか噛むそうなので、間合いをとってご挨拶する。
「東村立 山と水の博物館」では昔(50年くらい前)の東村での生活ぶりを垣間見ることが出来た。
マレツキー博士という人が55年前に人類学の調査で1年間住みこんでいたことも初めて知った。
このあと、ランチを取るために北上する。
9枚目は、ランチを取った東村高江 (たかえ) にある「カフェ 山甌 (やまがめ)」の主と思わしき雄猫。
博物館から高江まで車で1時間はかかった。広過ぎるぞ東村。
カフェの建物は掘っ立て小屋なので見た目はそれなりだが、ちゃんと清掃は行き届いているのでその点は安心できる。ちなみにトイレは水洗ではありません。
東京時代の友人がいるのだが、この日は会えず。
ちなみに au は圏外でした。
10枚目は、「山甌」から見える風景。

このあと、去年も行ったヤンバルクイナ生態展示学習室を再訪する (画像はありません)
去年は名前がまだなかったが、そのあと公募して「キョンキョン」となっている。
こころなしかハッキリとふくよかにお成り遊ばせたようだった。飼育員の方が言うには、メスの標準体重が400gのところ、キョンキョンは450gだというので、ダイエット実施の方針らしいが、同じ境遇にある身としては親近感が湧いたことは黙っていた。
11枚目、2日目のBBQの様子。
BBQには炭火おこし器、または、チムニースターターという煙突型の火おこし器が大活躍。DIYセンターのメイクマンで1000円強で購入したのだが、もうこれなしでは炭火はできません。お薦めです。
3日目は、再度ウッパマビーチを訪れる。
4〜5cm大の生きているイモガイを子どもたちが見つける (12枚目の画像)。
2つの小さな目がこちらの様子を伺っているのが見えるでしょうか?

イモガイには猛毒があって、刺されると死ぬ場合もあるので危険生物に指定されている。しかし、昔はそんなことも知らずに捕まえて、よく食べてたんだよな。美味しいし。なんで刺されなかったのか考えてみると、捕まえる瞬間は殻の中に隠れるので刺されず、捕まえた後はバケツなりに確保して手でイモガイを持って遊ぶこともなく、その後は鍋で茹でて殻から身を引きずり出して醤油で味付けなどして食べるだけなので、運良く刺されなかったのだと思う。

海で遊んでいる間に、お昼もとうに過ぎたので海から退散。名残惜しそうなワンコちゃんに別れのあいさつして、近所の食堂でそれぞれ定食を取ってランチ、その後帰宅。
今年の2泊3日の家族旅行はこれにて完了。
貸別荘は静かでいいところでした。

個人的な秋休みの宿題 (立体凧の制作) をこの機会にやってしまったことは別のポストで。

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