2017/12/31

ディスグラフィア (書字障害)

1号(♂17才)が「期末考査の国語はどうせ点数悪いし、漢字が出てこないんだよな」とか言うので、やっと合点がいきました。
うすうすそうではないかと疑っていましたが、本人の口から出たので間違いはないでしょう。
彼はディスグラフィア(書字障害)らしいです。
主に「手で書くのが苦手」という障害のことです。
ディスクレシア(識字障害:読めない)は、トム・クルーズや、ジェイミー・オリバーで知っていましたが、書く方の障害も名前がついているのは知りませんでした。
Wikipediaには英語版の他にも多くの言語でもページがありますが、なぜか日本語版にはないようです。
ちなみに、英語では "Dysgraphia" と綴ります。

後日、1号に数学や物理の公式も漢字と同じように出てこないのか?と聞くとそうだと言います。
親のひいき目を差っ引いても知能の割にテストの点数が悪いのはそのせいだったのです。
漢字が書けず、公式も書けないとなるとペーパーテストで結果が出せないのは必然です。

また、頭の中の体の動きと実際の体の動きが一致しないのも彼の特徴のようです。工作は苦手、走るもの苦手。でも歩くのは割と平気だしキックボードも乗りこなし、PC操作も出来る方です。なにかフィットするツールがあれば、彼には割りと乗り越えやすい障害のようです。
書けないと言うか書くのに難儀することと引き換えに本はたくさん読みます。中学生のあるときは年間1,000冊も読んで、もう図書館には読む本がないとのたまわっていました。
また、高1のときは体育祭のゲームのルールの改善案をPCで文章にしたためて担当の先生に提案していたくらいなので、ツールがあれば出力はできることが分かっています。

学生生活より社会に出たほうが問題なくやっていけるだろうと思いますが、世の中には色んな人がいるもので、どのように彼が受け入れられるかわかりません。もっとも彼も色んな人の一人であります。

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画像はビー玉。深い意味も浅い意味もありませんが、丸くて光っているのがいいなと思って(カラスか?)。

今年は仕事で疲弊してブログにまで手が回らずほとんど書けませんでした。これは反省点。もう少しPCに向かわねばと思いますが、仕事で疲れた頭はスマホで流し読みするのが精一杯。来年はなんとか改善したいと思います。
では、2018年が皆さんにとって良い年でありますように。

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